ご成人おめでとうございます。衆議院議員の太田かずみです。現在29歳で全国最年少の国会議員として活動しています。私が最初に選挙に出たのは、25歳の県議会議員選挙でした。政治に参加する権利には、選挙で投票する権利(選挙権)と、立候補して選挙を受ける権利(被選挙権)があります。日本では選挙権年齢は20歳以上ですが、被選挙権は、選挙の種類によって25歳または30歳以上です。新成人の皆さんは選挙で投票する権利を得たことになります。
将来を決める権利の重さ
せっかく選挙権を得たのに、選挙に行かない人が多くいます。特に最近、選挙の投票率が低くなってきています。選挙に行かない理由として、政治に関心がないとか、自分が選挙にいってもなにも変わらない、政治家は信用できないなどということをよくききます。しかし、厳しいことをいえば、選挙に行かない人に政治を批判する資格はありません。それでも選びたい政治家がいなければ、自分が立候補すればよいし、そうでなければ、意にかなった人をみつけて応援すればいいことです。政治とは生活であり私たちの将来を決めることです。権利の重みも実感して必ず行使していただきたいと思います。
今年は衆議院の選挙が行われます。衆議院の任期は4年で、今年9月に満了するからです。私たちは、9月まで待たずに衆議院を解散して、1日でも早く選挙を行うべきだと訴えています。国民の信を得ていない議会で、総理大臣が何人も替わっている今の事態はおかしいと考えているからです。
今度の選挙は、教科書に載るような歴史的選挙になるかもしれません。戦後50年以上に渡って日本は実質本格的な政権交代が起きていませんでした。長く続いてしまった権力によって政治が腐敗してきています。
私たちは、国民の生活を第一に考える、新しい政治をつくります。一部の人のための政治ではなく、国民の手に政治をとりもどすのです。
若い人が政治を動かす
アメリカでは8年ぶりに政権が替わりました。要因の一つは、若い人たちが行動を起こし、投票にいったからだといわれています。
よく、若い人が政治に関心をもっていないといわれますが、私は政治が若い人に関心をもっていなかったのではないかと思っています。最近の国会では公的年金や医療保険制度のことがとりあげられていますが、どうしても今の受給者とか、今の支払い保険料の問題などにどとまりがちです。しかし、本当に重要なのは、20年後、30年後、私たちの世代が、親の世代を支え、そして、自分自身が支えられる時代までを見据えた制度設計です。
水や食料の問題、地球温暖化の問題など、人間が生きていくこと自体の問題に対しても、いまの政治には、危機感がなさすぎると思いませんか。こうした問題に対し、今すぐ準備をすすめなければいけないのだということを、将来を担う若い世代である私たちから発信していく必要があるのではないかと、私は思っています。
私たちには責任があります。子どもたちを産んで、子どもたちに明るい未来をのこしていく大人としての責任があります。本当の危機が始まってからあわてて投票にいっても遅いのです。私たちの将来は私たちで決めるのです。私たち若い世代の手で新しい時代を切り開いて行きましょう!
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