新しい年を迎えました。皆さま今年もよろし
くお願いします。
昨年の流行語大賞には「イナバウアー」が
選ばれましたが、「格差社会」がトップテンに
入りました。格差の拡大はそれだけ社会問題
となっており、その是正は政治の大きなテー
マです。今月は、格差是正と教育政策の関わ
りについて考えてみます。
家庭の経済力で教育に格差
最近、公立校離れが進んでいるといわれて
います。また公立学校の先生にこんな事を聞
いたことがあります、「今の生徒たちは平均
点を取る子が少ないんです」と、つまり学力
が二極化しているのです。今の公教育だけで
は、わが子の将来を考えると漠たる不安を感
じる、このまま学校へ通わせるだけでいいの
か・・と不安を感じてしまいます。
(財)こども未来財団の調査では、高所得
家庭ほど教育関連費の支出が多いとの統計が
出ています。すなわち、質の高い教育を提供
する私立学校や、塾など学校外教育に支出す
る費用が多いのです。誰しも愛するわが子の
ためにできる限りのことはしてあげたい、その
気持ちは一緒です。しかしこれでは家庭の経
済力によって差が出てしまいます。年額350
万円が必要なエリート中学・高校もできまし
た。親の所得によって、すべての人に平等な
はずの教育の機会が奪われることだけは避け
なければなりません。今や「医者の子の4割
は医者」という現実・・。教育の機会不平等
が社会階層や格差の固定化につながるのです。
教育は日本の将来を支える大切な人材を育
てます。しかし、わが国では教育に対する公
財政支出が、GDPに占める比率は、先進国中
最下位レベルで3%余りです。教育にかかる
費用を国が十分に手当てをし、公教育を充実
させなければなりません。努力した人が報わ
れる社会をつくるためには、すべての人に質
の高い教育を提供する必要があると考えてい
ます。
教育への公的支出をGDP比5%以上に!
それなのに、政府は、義務教育費国庫負担
の削減をおし進めてきました。少なくとも、公
財政支出を先進国の平均以上の5%に引き上
げていくべきです。民主党は新しい基本政策
に、高等学校の無償化、就学前教育の無償化、
さらに、すべての人が、生まれた環境に関わり
なく、意欲と能力に応じて高等教育(大学
等)を受けることができるように、高等教育無
償化の漸進的な導入、奨学金制度など関連諸
制度の抜本的拡充を実現することをかかげま
した。
格差の縮小を実現するために、本年も全力
で政府与党に立ち向かっていきます!
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